俺は「なぜ、後ろのこいつは小刻みに震えているのか?」という問いを自分にすることで、こいつをどうにかすることが出来るのではないかと思った。そして俺の仮説としては、こいつは力士なので胃袋の中を「真空状態」にしているにちがいないという結論に至った。人間は気圧があるから形状を保っているのであって、気圧がどんどん減少し真空状態(気圧0)に至ると、体が膨れて破裂するという話を聞いたことがある。
そしてこの力士風の男は、自分の胃袋を真空状態にすることによって、体内の食物を胃液で消化するのではなく、食道から胃に至る直後、即効で破裂させ、消化の手間をはぶいて、いるのだ!
なんという男・・すごすぎる・・俺はこの男に、畏怖の念を抱いた。
そしてこの男は、胃袋の中のビッグバンをなんとか抑制しながらも、カリカリと何か書いているのだ。カリカリ・・カリカリ・・・カリカリ・・・・と、カリカリ何をしている!?
なぜそこまで、小刻みにペンを動かす必要があるのだ!?
まさか・・・俺は持病の先端恐怖症から、こいつに「ペンで刺される」という恐怖心を勝手に抱いた。
『MONSTER』という漫画の主人公のDr.テンマが、「ボールペンでも、刺す場所によっては致命傷に至る。」みたいなことを言い、BARの泥臭い客を脅すシーンがある。
まさに、この恐怖・・・ボールペンでも致命傷、死に至ってしまうなんて!!
俺はこいつからの致命傷を避けるため、ジャージの襟を立て、とりあえず頚動脈を保護したのだが、安物のジャージなので、貫通してしまう可能性が大。そして『ポリエステル45%』と書かれたタグが『致死率45%』という錯覚になった時、もしやこいつは力士ではなく医者なのか!?と、別の結論に至った。
Dr.テンマも医者であった・・・こいつは赤外線カメラに映る裸体の如く、俺の頚動脈が透けて、見えている!
しかも、医者&力士の場合、相当やばい。
こいつは医者な分、人体急所を知り尽くしている!
それにさらに力士のパワーを加えたら、鬼にカネボウ化粧品を与えるぐらい、ろくでもない展開となる。
やばい・・・目には目を、医者には医者・・俺は『医龍』を呼ばなければならないと思った。
医龍医龍は、中国拳法に西洋医学、東洋医学を取り込んで生み出された、最強の殺人拳法の使い手よ。ブルース・リーは『ドラゴン』とか呼ばれてたが、こいつはドラゴンが進化した『ドクター・ドラゴン』とか呼ばれてやがる。武器はメスだからNa。マジ、メスとかやば過ぎ、切れ味ありすぎよ(恐)
青龍刀VSメス、ヌンチャクVSメス、日本刀VSメス、少林十八羅漢拳VSメス、骨VSメス、化石VSメス(採掘作業)、雌VSメス、オスVSメス、ドクターハラスメントVSドクター・ドラゴン、ドクターペッパーVSドクター・ドラゴンなど、メスを使い敵をぶっ倒すドクター・ドラゴンは、どんなカンフー映画の主人公よりカッコいい!
最終回は「レーザーメス」使いやがるからな。レーザーメスとか、マジ最強!こぶし振り回しても全然意味ないしな。レーザー出るからな。てか、レーザー出るなら、メスじゃなくてもいいんじゃない?
と、その謎を解くには、坂口憲二と稲森いずみが今主演で出てる、テレビ版の「医龍」を見なければならない!
そうだ、それを見なければ!
漫画版も全く読んでないしNa!!



